黒にんにくは普通のにんにくを食べるよりも健康効果が高いといわれています。黒にんにくを食べたときの効果や、効果的な食べ方をご紹介します。

黒にんにくを食べると得られる効果

1.疲労を回復し活力を向上する

にんにくは疲労回復効果のあるスタミナ食材として知られていますが、黒にんにくになるとさらに効果が高まります。にんにくにはアミノ酸に一種であるアルギニンという成分が含まれています。アルギニンは血流を良くして代謝を促し、疲労回復や男性の活力向上に役立つ成分です。黒にんにくに含まれるアルギニンは普通のにんにくの3倍以上で、高い疲労回復効果が期待できます。

2.筋肉を増強する

黒にんにくに豊富に含まれるアルギニンには、筋肉のタンパク質の合成を促進する効果があります。また成長ホルモンの分泌を促す作用もありますので、筋肉を増やしたい方にぴったりの食材です。

3.強い抗酸化作用

普通のにんにくにも抗酸化作用はありますが、黒にんにくは抗酸化作用がさらに強いといわれています。これはにんにくに含まれるS-アリルシステインという抗酸化成分が、黒にんにくになると10倍以上に増え、さらにポリフェノールの量も約6倍に増えるからです。そのため黒にんにくは強い抗酸化作用がある食品として注目されています。

黒にんにくの効果的な食べ方

黒にんにくを食べるタイミングは目的に応じて変える

黒にんにくは、にんにく特有の匂いがほとんどないのでいつでも食べられます。黒にんにくの効果はどんな時間に食べても得られますが、目的に応じて食べるタイミングを工夫すると良いでしょう。

・疲労回復効果を得たいときは1日の活動が終わった後、夜の時間帯に食べる
・筋肉を増やしたいときは筋トレの前に食べる

上記のように目的に応じてタイミングを考えましょう。

1日に1~2粒、継続して食べる

黒にんにくは特に副作用はありませんが、一度にたくさん食べても効果は変わりません。1日の適量は1~2粒です。たくさん食べるのではなく、少量を毎日継続して食べるようにしましょう。